国立病院機構とは
国立病院機構とは
国立病院機構とは
平成16年4月に発足した独立行政法人国立病院機構は、全国140の病院を一つの法人として運営しており、結核、感染症、がん、循環器病、重症心身障害、筋ジストロフィー、神経難病などの重要で国民の関心が高い疾患について、全国的なネットワークを形成して取り組むとともに、地域のニーズにあった医療の提供を目指しています。
国立病院機構のホームページ国立病院機構の理念
私たち国立病院機構は
国民一人ひとりの健康と我が国の医療の向上のために
たゆまぬ意識改革を行い、健全な経営のもとに
患者の目線に立って懇切丁寧に医療を提供し
質の高い臨床研究、教育研修の推進につとめます。
国立病院機構が担う医療
セーフティネット分野の医療の確実な実施
結核、重症心身障害、筋ジストロフィーを含む神経・筋難病など民間では体制の整備、経験、又は不採算とされることからアプローチが困難な分野についても、患者・家族が安心して治療、療養ができるよう、各地域の国立病院機構がセーフティネットとして支えています。
災害等における活動
災害などが発生した場合には、国立病院機構の全国ネットワークを活用し、いち早く医療班や災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣するなどの対応を行っています。
5疾病・5事業の医療提供
地域における医療に一層貢献するため、都道府県が策定する医療計画を踏まえ、5疾病・5事業を中心に、地域連携クリティカルパスをはじめ地域の医療機関との連携強化を図っています。
医療の質・患者満足度防止のための取り組み
臨床評価指標を用いたPDCAサイクルに基づく継続的な改善活動を実施する仕組みを構築するとともに、病院間で改善事例を共有する機会を設ける等、国立病院機構全体で医療の質向上に積極的にとり組んています。
医療安全対策の充実
医療安全対策の標準化を図り、病晥間での相互チェックを実施する体制を整備するため、「病院間における医療安全相互チェック実施要綱」を策定し、全国の病院で相互チェックを実施しています。