呼吸リハビリテーション-14
患者や家族がお互いに、病気への悩み、日常生活を送る上で抱えている不安を話し合える場を持ちたいという声から、南京都病院在宅酸素患者会『笑顔の会』が始まりました。
在宅酸素療法をしながら、より良い生活を送り、笑顔になれるようにとの願いから、『笑顔の会』という名前になりました。
会の活動として、年に2回、気候の良い春と秋に交流会を行っています。
春は会員同士の親睦を深めるために、バス遠足に出かけています。
病院スタッフや、酸素の業者の方のサポートで安心して参加することができます。
秋は、総会と勉強会を開いています。治療を受けるだけではなく、自分たちで病気やリハビリについて学んでいこうと思い、最新の治療法や、自宅でのリハビリの方法、日常生活の工夫などについて、病院のスタッフの方から講演をしていただきます。講演の後の懇親会では、お茶とお菓子をいただきながら、お互いの近況を話しあったりしています。
病名や症状は様々ですが、在宅で酸素療法を受けている患者同士が交流を持ち、『笑顔』になれるよう、おたがいにはげましあいながら活動をしています。