MRIってなに？
| MRI検査（磁気共鳴画像診断）について |  |
MRI検査はどんな検査？
MRI装置は、中心に体の入る大きな穴のある磁石とお考えください。
この大きな穴の中に体を入れて、そこへ電波をあて、体の中の様子を画像化する検査です。
体のタテ、ヨコの鮮明な写真が得られ、色々な診断に大変役立つ検査です。
MRI検査を受ける前の注意事項
検査当日の食事は普通におとりください。（指示があった場合は食事を控えていただくこともあります）
服用中のお薬は、医師の指示がない限り通常通り服用してください。
次のような方は検査が出来ない場合もあります。
- 心臓ペースメーカー、避妊リングを体内に入れている方
- 外傷や手術で人工関節や脳動脈クリップなどの金属が体内にある方
- 妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方
- 閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方
検査前の準備
金属は検査の妨げになりますので、次の物は取りはずしてください。
- 貴金属（時計、指輪、ネックレス、イヤリング、ヘアピンなど）、眼鏡、補聴器、入れ歯など
- 金属のついている下着（ブラジャー、スリップなど）
- 化粧品（マスカラなど）の中には金属を含んでいるものがあるため、化粧を落としていただくことがあります。
検査開始、検査中のお願い
MRI装置の検査台に仰向けに寝て頂きます。その際は体の力を抜いてリラックスしてください。
検査時間は目的や部位によって異なりますが、通常30分～1時間くらいです。
検査中は痛みを伴いませんので、身体は動かないでください。
検査中、MRI装置から連続的にトントンという音がしますが、これは撮影用の磁場をかけている音で心配はいりません。