呼吸リハビリテーション-1このページを印刷する - 呼吸リハビリテーション-1

息切れが強くて、階段を昇るのが辛いということはありませんか?

COPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫とも呼ばれます)などさまざまな肺の病気で、息切れが起こります。息切れが強いと普段の生活で動くのが億劫になり、動いたときの息切れや足のだるさが余計にひどくなるという悪循環が起こります。

包括的呼吸リハビリテーションは、肺の病気が原因で息切れや足のだるさが起こっている患者さんに、より良い日常生活を送っていただくための治療です。飲み薬や吸い薬などを使いながらリハビリすることができ、薬を使うだけよりも大きな効果が期待できます。残念ながらリハビリで寿命を延ばすことはできませんが、日常生活での息切れがやわらぎ、動作がしやすくなることが分かっています。今では肺の病気の患者さんに広く勧められている治療です。

肺の悪い患者さんは痩せやすく、痩せ過ぎると寿命が縮まることが知られていますので、痩せないような食事の工夫が必要です。また、お風呂や洗面などの動作のコツが分かれば、体の負担を減らしながら普段の生活を送ることができます。吸い薬をうまく吸うことができれば、薬の効果はもっと強くなります。包括的呼吸リハビリテーションには、運動トレーニングだけでなく、こういった食事や日常生活の工夫、薬の使い方を身につけることも含まれます。

南京都病院では、包括的呼吸リハビリテーションに積極的に取り組んでいます。リハビリに要する入院期間はさまざまですが、4週間から8週間くらいです。入院中に学んださまざまな習慣を退院後も続けていただくことで、より良い日常生活を送っていただくことができます。ご興味のある方は呼吸器内科外来を受診してください。リハビリ入院についてお話させていただきます。

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