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【運動トレーニングの目的】

図:呼吸困難増大の悪循環

慢性呼吸器疾患には、呼吸困難感(息苦しさ)が伴うことがほとんどであり、日常生活で動くことがおっくうになってしまいます。それが身体機能の低下(手足の筋肉の衰え)を生み、さらなる呼吸困難感の増大を起こしてしまいます。(右図)

上記に対して、運動を通じて呼吸困難増大の悪循環を断ち切ることが運動トレーニングの目的です。

【運動トレーニングの効果】
  1. トレーニングで使われる筋肉が酸素を上手く利用できるようになる(酸素の増加)。
  2. 筋肉の周りの毛細血管が増えて、筋肉により多くの酸素を供給できるようになる。
  3. 心肺機能が上がる。
  4. 運動・動作がスムーズとなり動きに無駄がなくなる。
  5. 運動時の呼吸困難感(息苦しさ)に対する恐怖心が薄れる。
【運動トレーニングの注意点】
  1. 人それぞれ、トレーニングにおける運動の強さは違っている。
  2. 軽すぎる運動では効果がないが、強すぎて疲れ果てるのも逆効果である。
  3. 少しずつでも継続して行うことが大事。
  4. 運動前後、約10分間は、酸素をたくさん吸う。

運動方法や量は、病状や年齢、生活習慣などによって個人差があります。南京都病院呼吸器内科外来を受診していただき、相談してみてください。

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