細菌検査部門このページを印刷する - 細菌検査部門

痰や尿、膿などの分泌物を染色液で染めて、顕微鏡で観察し、感染症の原因となる菌を見つける検査です。



シャーレに入れた培地など(ばい菌が発育しやすくように養分を寒天で固めたもの)で培養することで、病気の原因となっている菌を生やし、生えてきた菌を調べます。(肺炎球菌や黄色ぶどう球菌など)



お薬(抗生物質)の効き具合は、原因となるばい菌によって違います。どのお薬が良く効くのかを菌を使って調べる検査です。(2、3日~2週間程度かかります)
 

結核菌や非結核性抗酸菌のMAC(マック)は、培養検査ですぐには生えてきません。(約2~6週間程度かかります) そこで、痰の中にこれらの菌の遺伝子があるのかを調べることで、短時間に原因菌をつきとめます。

 
 

細菌が原因の肺炎や気管支炎では、咳や熱が出たり、呼吸が苦しかったり、胸が痛かったりします。
また、の量が増えたり、色のついた黄色や黄緑色~血が混じったがでます。
この痰は、肺の中で、細菌と体を守る白血球が戦っている場所からでたものです。痰を調べることで、原因となる病原菌を見つけ出すことができます。

痰の正しい採り方

  1. できれば、水(水道水)でうがいをし、お口の中を清潔にします。
  2. 数回、大きく深呼吸をします。
  3. 胸の奥から、5、6回咳を強くしてみて下さい。
  4. 痰がでたら、容器にこぼさないよう採ってください。

 注)痰がでない場合、2・3をもう一度繰り返してみてください。
   また、胸や背中を手でたたいてみると出やすくなる場合があります。

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