長期入所

概要

当院は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)に基づく療養介護事業(18歳以上の方)と、児童福祉法に基づく障害児入所支援(18歳未満の方)を実施しております。
昭和44年より、児童福祉法に基づく指定発達支援医療機関(旧指定国立療養所)「しらうめ病棟」を開設し、重症心身障害児の方々の受け入れ支援をしております。

療養介護(18歳以上)

療養介護(パンフレット)PDF

南京都病院の療養介護

療養介護とは、障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスのひとつです。
南京都病院では、主に重症心身障害者および神経難病を持つ方を対象に療養介護サービスを提供しており、医療や看護、機能訓練、介護及び日常生活支援を行っています。
利用者一人ひとりに応じた療養介護計画に基づき、療養生活の支援をしながら、専門の医師による診断に基づいた治療や健康管理の他、症状に応じてリハビリ科・栄養科・薬剤部などの多職種で支援を行い、必要に応じて他の医療機関と連携いたします。また、日常の療育活動・日中活動としてムーブメントや運動・音楽・感覚あそびや制作活動、レクリエーション等のグループ活動や個別活動を行っています。
そのほかに利用者の相談をはじめ、障害基礎年金、成年後見制度、各種福祉制度の利用方法についての相談をお受けし、利用者のQOLの向上に努めています。

対象者

主に重症心身障害者および神経難病を持つ方で、長期の入院による医療的ケアに加え、常時の介護を必要とする方で、療養介護の支給を受けた方
(対象になるかなど、詳しくは当院療育指導室へご相談ください)

費用について

療養介護給付費、食費、療養介護医療費、日用品費をお支払いいただきます。
療養介護給付費、食費、療養介護医療費は、それぞれ世帯の所得状況によって利用者負担額が設定されます。それ以外に日用品やその他サービスにかかる費用として日用品費をご負担いただきます。日用品費は、オムツ類、衣類等洗濯、タオル類、入浴・洗面関係物品、散髪、予防接種費用 等が含まれます。日用品費については、各利用者の利用状況を勘案し、月額1,000円、3,000円、6,000円、9,000円、12,000円の5段階の内から設定させていただきます。
他にも、診断書や意見書など文章作成時には費用が必要になるものがあります。

入所までの手続き

入所までの手続き

入所中の生活

入所中の生活
  • 入浴は週2回です(病棟により曜日が異なります)
  • 主治医が必要と判断した際は、理学療法士等によるリハビリテーションを実施します。
  • 日々の療育活動以外に行事を設定しています。

面会・外出泊

面会は自由ですが、市中や病院内での感染状況により面会制限を行う場合があります。やむを得ない場合を除き、早朝や深夜の時間帯はご遠慮いただき、利用者の生活時間帯でお越しください。
外出・外泊の申請は主治医の許可が必要です。1週間前までに指定の申請用紙にて手続きを行っていただいております。また、面会同様、市中や病院内での感染状況により急を要しない外出に関してはご遠慮いただくことがあります。

成年後見制度利用について

当院の療養介護サービスを利用される皆様に、成年後見制度の利用をお願いしております。療養介護サービス利用契約は成人されたご利用者と事業者(当院)との間で締結されるものでありますが、契約などの法的行為をご利用者ひとりで行うことが難しい場合があります。成年後見制度を利用していただくことで、法的にご利用者の意思決定の権利を保護することができます。成年後見制度利用にあたっては市区町村等や家庭裁判所、当院療育指導室へご相談ください。

来院時にご持参いただきたい書類

*保有している書類をご持参ください

  • 健康保険証
  • 福祉医療費受給者証(障害者医療証)
  • 食事療養費標準負担額減額認定証
  • 特定疾患医療受給者証
  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 母子健康手帳

入所・契約時の携帯品

  • 日常着 5組程度(事故防止のため前開きの衣類をお願いする場合があります)
    *記名をお願いします。高温で洗濯乾燥をしますので傷みや縮みが出やすいです。
  • 補装具(車いす・姿勢保持装置等)
  • 食器や体位変換用のクッションなど使用していた道具
  • お薬
  • テレビやCDラジカセ・ぬいぐるみなど余暇や好みに関するもの(置く場所に限りがあります)
  • 印鑑
  • 自動引き落とし用の口座・銀行印
  • 障害福祉サービス受給者証
  • 療養介護医療受給者証
  • 前項「来院時に持参いただきたい書類」 等

お問い合わせ

当院への入所のお問い合わせは、市区町村役場(福祉課等の担当課)、および当院療育指導室までご相談ください。
病棟見学を希望される方は、平日の午前9時から午後5時の間に、療育指導室まで事前にお申し込みください。

障害児入所支援(18歳未満)

障害児入所支援(パンフレット)PDF

南京都病院の障害児入所支援

障害児入所支援とは児童福祉法に定められた障害福祉サービスのひとつです。
南京都病院は指定発達支援医療機関として障害児入所支援を提供しており、医療や看護、発達支援、機能訓練、介護及び日常生活支援を行っています。
お子さま一人ひとりに応じた入所支援計画に基づき、発達を支援をながら、専門の医師による診断に基づいた治療や健康管理の他、症状に応じてリハビリ科・栄養科・薬剤部などの多職種で支援を行っています。また、日常の療育活動・日中活動としてムーブメントや運動・音楽・感覚あそびや制作活動、レクリエーション等のグループ活動や個別活動を行っています。隣接する京都府立城陽支援学校への通学や訪問授業を通して学校教育を受けていただいています。
その他に、お子さまやご家族の相談をはじめ、移行支援(療養介護等への移行、障害基礎年金、成年後見制度)、各種福祉制度の利用方法についての相談をお受けし、利用児のQOLの向上に努めています。

対象者

主として重症心身障害児
(対象になるか等、詳しくは当院療育指導室へご相談ください)

費用について

障害児入所給付費、食費、障害児入所医療費、日用品費をお支払いいただきます。
障害児入所給付費、食費、障害児入所医療費は、それぞれ世帯の所得状況によって利用者負担額が設定されます。それ以外に日用品やその他サービスにかかる費用として日用品費をご負担いただきます。日用品費は、オムツ類、衣類等洗濯、タオル類、入浴・洗面関係物品、散髪、予防接種費用 等が含まれます。日用品費については、各利用者の利用状況を勘案し、月額1,000円、3,000円、6,000円、9,000円、12,000円の5段階の内から設定させていただきます。
他にも、診断書や意見書など文章作成時には費用が必要になるものがあります。

入所までの手続き

入所までの手続き

入所中の生活

入所中の生活
  • 入浴は週2回です(病棟により曜日が異なります)
  • 主治医が必要と判断した際は、理学療法士等によるリハビリテーションを実施します。
  • 日々の療育活動以外に行事を設定しています。
    (例 誕生日会 成人・還暦の祝い 鑑賞会)

面会・外出泊

面会は自由ですが、市中や病院内での感染状況により面会制限を行う場合があります。やむを得ない場合を除き、早朝や深夜の時間帯はご遠慮いただき、利用者の生活時間帯でお越しください。
外出・外泊の申請は主治医の許可が必要です。1週間前までに指定の申請用紙にて手続きを行っていただいております。また、面会同様、市中や病院内での感染状況により急を要しない外出に関してはご遠慮いただくことがあります。

移行支援について

15歳以上に達した入所児童について、障害者総合支援法への円滑な制度移行と、成人として相応しい環境の中で過ごすことを目的として、移行支援を進めることが規定されています。当院は大人の入所支援(療養介護)も同じ病棟で行っているため、希望される場合は療養介護への移行も可能です。また、成人を迎えるにあたり成年後見制度の利用や障害基礎年金の受給などについてもご相談をお受けし、大人になってからも安心して生活が維持できるよう支援します。

来院時にご持参いただきたい書類

*保有している書類をご持参ください

  • 健康保険証
  • 子ども医療証
  • 小児慢性特定疾患受給者証
  • 食事療養費標準負担額減額認定証
  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 母子健康手帳

入所・契約時の携帯品

  • 日常着 5組程度(事故防止のため前開きの衣類をお願いする場合があります)
    *記名をお願いします。高温で洗濯乾燥をしますので傷みや縮みが出やすいです。
  • 補装具(車いす・姿勢保持装置等)
  • 食器や体位変換用のクッションなど使用していた道具
  • お薬
  • テレビやCDラジカセ・ぬいぐるみなど余暇や好みに関するもの(置く場所に限りがあります)
  • 印鑑
  • 自動引き落とし用の口座・銀行印
  • 障害児入所受給者証
  • 障害児入所医療受給者証
  • 前項「来院時に持参いただきたい書類」 等

お問い合わせ

当院への入所のお問い合わせは、市区町村役場(福祉課等の担当課)、および当院療育指導室までご相談ください。
病棟見学を希望される方は、平日の午前9時から午後5時の間に、療育指導室まで事前にお申し込みください。

お問い合わせ先
療育指導室 児童指導員
TEL:0774-52-0065